Flowfuse監修のNode-REDの e-ラーニングが公開されました

皆様、こんにちは。
先日、Flowfuse監修のNode-RED Academyが公開されたというニュースがありました。

FlowfuseはNode-REDを基盤とするプラットフォームを展開する企業です。今後、Node-RED Academyを通して、ローコードアプリケーション開発に関するe-ラーニングを提供するようです。

現在公開されているコースは、Node-RED:Fundamentals の1つのみです。今後、製造業やスマートホームなどのユースケースにおける実践的なアプリケーションに関する内容も公開されていくのではないかと期待されます。現時点ではコースは無料で受講できます。

コースの詳細については、Node-RED:Fundamentalsをご覧ください。

https://node-red-academy.learnworlds.com/

受講してみた感想

詳しい内容はネタバレになってしまうので書けませんが、私が受講してみたところ、Node-REDの環境の作り方から書くノードの使い方を解説したeラーニングコースになっています。

全編英語だが初学者にも分かりやすい構成

動画でフローを作りながら解説されるので、わかりやすいです。プログラミングを一度でも学んだことのある人ならついていける感じです。全部のカリキュラムが終わるとバッジがもらえます。

クイズで理解が深まる

要所要所でクイズがあるので、チャレンジしましょう。合格基準は100%(厳しい!)なので、間違えたところは動画を見直しながら、解説をもう一度確認しましょう。英語が苦手な私はDeepleやGoogle翻訳で確認してました。

実際にやってみるのが大事

内容的には難易度は高すぎないとは思いましたが、進度は速いです。画面を止めながら少しずつやってみるのがいいと思います。
Node-REDの環境を作るのは、全くの初めての方には難しいかもしれません。そこはFlowfuseを使うか、enebularを使うのが良いかと思います。
ただし、enebularのWeb flow editorは、最新のNode-REDのバージョンではないです。段階的にNode-REDのバージョンをアップデートしているためです。とはいえ、基礎的な内容であれば学習コンテンツと齟齬なく利用できるとは思います。

Flowfuseについて

FlowFuseは、Node-REDを基盤としたアプリケーションの開発・運用を支援するプラットフォームです。Node-REDは、イベント駆動型のローコードプログラミングツールであり、FlowFuseは産業向けに提供しています。

FlowFuseはNode-REDの共同創設者であるNick O’Learyによって設立されました。Node-REDのスケーラブルでセキュアな利用を可能にするために設計され、クラウド版やローカル環境で利用可能です。FlowFuseはオープンソースプロジェクトとして開発されており、Node-REDコミュニティへの貢献も重視しています。

まとめ

ものづくりの現場においてNode-REDのフローは共通言語になり得るなと感じました。enebularも、Flowfuseと同様、産業規模でのアプリケーション開発・運用を行うためのクラウドとソフトウェアを備えています。より産業向けユースケースを開拓していきたいです。