2020年のenebularを振り返って

波瀾万丈の2020年も1週間を切りました。今年を振り返って来年のスタートの準備といたします!

enebularアドベントカレンダー

この振り返り記事は、enebular Advent Calendar 2020の最終日の記事でもあります。今年も素晴らしい記事が揃いました。まずは年末進行およびその他のアドベントカレンダーの執筆にお忙しい中、ご協力いただいたみなさまに感謝いたします。ありがとうございました!

 

予想外の記事

本当にすべて素晴らしいのですが、あえてピックアップすると、たとえば、うわさの「湯婆婆ネタ」や、enebularと「『あつまれ どうぶつの森』のネタ」があったのは予想外でした!

中の人的に嬉しい記事

また、中の人的に嬉しい記事もいくつかありました(ユーザーのみなさんに注意していただきたい点を別途説明していただいた記事です)。たとえば、今年の11月にHerokuでのMongo DB Add-on廃止によるHerokuアプリ再作成についてです。公式ドキュメントでも下記の様に説明していますが、

実際にやってみて記事にしていただくのはわかりやすさが増しとても助かります。

– [enebular x LINE Clova で Node-RED 1.0 と 新 Heroku 環境に対応した話](https://qiita.com/kitazaki/items/b9f795198c5e2258be22)

 

また、全体の流れを追うチュートリアル的な記事も中の人的に助かります。

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TwitterのAPIを使ったり、Herokuにデプロイしたりと、この流れは参考になると思います。

そして、データ可視化機能のInfoMotionについて扱う記事が少ないので、コチラも助かりました。

何が嬉しいって、この記事ではこのブログ(enebularブログ)の記事を数多くチェックいただいていることです! お役に立てて何よりです!!

 

今年らしい記事

「今年らしい」と言えば、「密を避ける」であるとか「リモート ワーク」でしょう。これらの抱える課題を素早く(みなさんの言葉をお借りすると、「爆速で」)解決する手段としてenebularを効果的にご利用いただきました。

全部の記事をご紹介できないのは残念なのですが、いくつかの記事は以降のトピックでもご紹介します。

 

中の人版enebularアドベントカレンダー

「中の人」と言えば、enebularを提供するウフルのメンバーもenebularのアドベントカレンダーに記事をアップしています。中の人ならではの記事(enebularの有償版の機能紹介など)がありますので、ぜひこちらもご覧ください。

新しいチャレンジ

enebularは、IoT専用の開発ツールではありません。ツールとしてはさまざまな使い方ができると信じています。ミートアップを通じてユーザーのみなさんによる新しい使い方を発見するのはもちろん、我々も新しいテーマにチャレンジしてきました。

 

機械学習(マシンラーニング)

機械学習と言えば、Python、あるいは少々取っつきにくいというイメージがありますが、これらの先入観に「ゆるふわ」な雰囲気でチャレンジしました。「ゆるふわマシンラーニング」というタイトルでミートアップを複数回開催し、好評でした。

アドベントカレンダーでもこのミートアップでの発表を深掘りして記事にしていただいている方々もいます。

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RPA(Robotic Process Automation)

機械学習は民主化も言われてはいますが、どちらかと言うとやはりエンジニアの方々向けです。enebularは、RPA的な使い方もできます。今年はまずエンジニアの方々による自動化ノウハウを共有いただき、「できる!」と確信できたので、その後、非エンジニアの方々向けにミートアップを展開しています。

 

開催したRPAミートアップ

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SDGs

こちらもチャレンジでした。世の中にenebularがどう貢献できるかを探るミートアップを開催して、さまざまなアウトプットを頂けました。

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セールステック

RPAという全体的な自動化から一歩進めてみて、テクノロジーでセールスを支援する、支援のひとつの形として自動化もあるわけですが、これにもチャレンジしてみました。

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市民開発者のために

RPAにせよ、SDGsにせよ、セールステックにせよ、プロフェッショナルなエンジニアでない方々、つまり市民開発者(Citizen Developer)のみなさんのお役に立てるかどうかの追求です。今後もこういった方々の生産性を「低コスト」で向上できるようなノウハウをテーマにしていきます。興味のある方、すでにノウハウをお持ちの方、ぜひミートアップにお集まりください!

 

IoT

新しいチャレンジをしているからといって、IoTを忘れてはいません。2019年からシリーズでお届けしている「導電布(eテキスタイル)」をテーマに開催しました。こちらは本来なら2月末にオフラインで開催の予定だったのですが、新型コロナウィルス感染拡大を避けるため急遽いったん開催を中止し、晴れて8月の開催となりました。

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オンラインで開催になったおかげで、当日都合が悪くなった登壇の方も動画で発表できたり、神戸から登壇できたりして内容も濃いものとなりました。

アドベントカレンダーでも導電布や導電糸を使った例もあり、具体的な成果例をご覧いただけます。

 

便利なページを作りました

さて、enebularのさまざまな可能性を探る一年でしたが、これらの成果をご覧いただき、「ぜひ自分でもenebularを使ってみよう」「引き続きenebularをアイデア実現のパートナーにしていこう」と思ったみなさん向けに、最近便利なページを作成しました。

enebularユーザー向け技術ポータル

こちらのページにenebularを使う上で役立つ情報のリンクを集約しました。何か困ったことがありましたら、まずはこちらのページをご確認ください(シェアもよろしくお願いします!)。

 

「はじめよう、enebular」ではじめましょう!

とくにこれからenebularをはじめる方のために動画シリーズを用意しています。ドキュメントの文字だけでは分かりにくいような手順も動画なら一目瞭然です。まずはながめてどんな感じなのかつかむだけでも構いません。一度のぞいてみてください。

 

2021年に向けて

2021年も新しいチャレンジを続けていきます。「こういった場面でもenebular使えるんだ」という気付きを、なるべく多くの事例とともにお届けします。まずは、2021年1月13日の教育ネタです。

これは学校教育でのノーコード ツールの利用だけでなく、企業においての新入社員、あるいは後輩への指導においてもお役に立てるかと思いますので、ぜひご参加ください。

 

ソーシャルメディアでつながってください

もちろん、IoTをはじめとした今までのテーマでも引き続きチャレンジしていきます。みなさんの「こんなことやってみた!」というのを我々にシェアしてください。

Twitter、Facebookなどでつながっていただき、ハッシュタグ #enebular を付けていただくか、メンションしていただく、あるいは、Facebookグループに投稿いただくのでも構いません。

公式ソーシャルメディア アカウント

フォローやいいね、ご参加などしていただくと、リアルタイムに情報が入手できます。

  • Twitter: enebular
  • Facebook: enebular
    enebularの事例も含めた全般のお話を投稿します。
  • Facebookグループ: enebular developers
    ミートアップやブログ記事など、enebularの技術的なお話を投稿します。
  • YouTubeチャネル: enebular
    解説動画やミートアップのアーカイブ動画などをご覧いただけます。

 

enebular利用のみなさんで知見をシェアしませんか?

 

2020年もenebularをご利用いただき、あるいは興味を持っていただき、ありがとうございました!

2021年もみなさまが良きenebularライフを送れますように!!