このたび、enebularのサポートするNode-REDが3.0 になりました!
Node-REDの現時点の最新バージョンは3.0であり、合わせた形になっております。
Node-RED 3.0に追加された機能の詳細については、フローエディターのヘルプにあるウェルカムツアーの3.0をクリックしてみてください。追加された新しい機能の説明を見ることができます。
おすすめアップデート
個人的なおすすめアップデートをご紹介します。
- 右メニューからのノード挿入
- 分岐点で見えやすくする
- ノード間を一気に結線する
- ノードをはずす
右メニューからのノード挿入
右メニューからノードを検索して挿入できます。
ノード追加以外にも様々な操作をここからできるので、ちょっとした手間が解消されています。
分岐点で見えやすくする
分岐点が使えるようになっています。フローが見やすくなり、可読性が高まります。以下の動画のようにalt + shift キーを押しながら、マウスを線を切るようにドラッグすれば、自動的に分岐点が作成されます。また、分岐点は、右クリックメニューから単独でエディタに追加することもできます。
ノード間を一気に結線する
ショートカットを使えば、マウスを使わずにキー操作だけでノードの接続ができ、便利です。以下、Macでの例です。Windowsでも同様に設定できると思いますので、チャレンジしてみてください。
(2023/07/20追記)
ブログ公開当初は、あたかも以下のコマンドがデフォルトの設定のように記載していましたが、キーボードショートカットは、ユーザー自身で個別に設定します。訂正させていただきます。
(追記終わり)
ショートカットの登録方法
ショートカットの登録方法は簡単です。
Node-REDのメニューのパレットの管理から、キーボードを選択してください。
割り当てたい操作のキーボードの記載の部分をクリックして、ショートカットの内容を記載すればOKです。
ノードを複数に接続
一つのノードから一気に線をつなぐことができます。私の場合は、Commandキーと数字の1を同時に押すショートカットを割り当てています。Macの場合、Ctrl-1
で登録できます。
ノードをひと続きに接続
複数のノードをひと続きにつなぐことができます。私の場合は、Commandボタンと数字の2を同時の押すショートカットを割り当てています。Macの場合、Ctrl-2
で登録できます。
ノードをはずす
一連のフローの間にあるノードを、線から外すことができます。操作一覧から、選択ノードを接続から外す
をクリックします。この方法をとれば、前後のノードとの結線はそのまま維持されるので便利です。
私は、この操作にctrl-alt-backspace
を割り当てています。