enebularとラズパイで使えるノード3種

enebularとラズパイで使えるプライベートノード3種をご紹介します。

Groveセンサー用のノード

Groveセンサーとコネクタ

Groveとは、seeed studio社が開発しているセンサーやアクチュエーターのことです。センサーやアクチュエーターなどのデバイスは数百種類あり、プロトタイピングに最適です。Grove Pi+とは、Groveセンサーを接続できるようにRaspberry Piに接続できる拡張ボードのことで、専用の形状のコネクタで簡単に抜き差しできて便利です。

Grove Pi+を載せたRaspberry Pi

GroveセンサーとGrove Pi+ボードは、Raspberry Piを使ったIoT研修やIoTプロトタイピングで重宝されていて、Node-REDからでも扱うことができました。しかし、あるときからNode-REDのノードがうまく動かないことがわかり、当社のメンバーが改善して、プライベートノードとして公開したのがこちらのノードです。

grovepi-nodes

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

GrovePi用Private Nodeを作ってみた

Qiita

バーコードリーダー用のノード

USB接続のバーコードリーダー
USB接続のバーコードリーダー

2次元バーコードリーダーは価格も手頃ですし、デジタル化の道具としては使いやすいので、以前、図書登録アプリを作っていました(参考記事:バーコードリーダーで業務アプリを作る)。

実は、時々読み取れない現象が発生しバーコードの検知率が低いのが難点でした。

Node-REDで公開されていたRaspberry Pi用のキーボード入力ノードを使っていたことが直接の原因だったので、こちらも当社のメンバーが改善してプライベートノードとして公開しました。

rpi-barcode

ICカードリーダー用のノード

ICカードリーダー

社員証がICカードになっている場合も増えていると思います。これを使って、作業者を特定したり、参加者を特定したり、ICカードリーダーは、これからDXを考えるときに使ってみたいツールでしょう。
Node-REDで公開されていたノードがあり、ICカードを使った参加者管理アプリを作っていました。(参考記事:社員証タッチで参加者リストを自動作成
こちらのICカードを読み取るノードはOSS公開されていた物を使っていましたが、長い間ノードがメンテナンスされていないかったこともあり、当社のメンバーが改善をしてプライベートノードとして公開しました。

nfc-id-reader

まとめ

今回はenebularですぐに使えるプライベートノードをご紹介しました。詳しい使用例などは後日ブログで触れたいと思います。

プライベートノードを作ってみたい、という方はこちらの記事もご覧ください。

blog.enebular.com/enebular/privatenode-xlsx2json/?utm_source=eblog&utm_medium=referral&utm_campaign=20220112(opens in a new tab)

enebularのFreeプランに追加された機能(プライベートノード機能)を試してみた

Qiita

Private Node でExcel → JSON変換ノードを作ってみる

enebular blog

プライベートノードは、Node-REDノードですが、enebular環境でのみご使用いただけます。

今回ご紹介した3つのノードは無料で公開されていますので、ぜひお試しください。