Boxノードの設定方法

ウフルでは、社内のファイル共有はBoxを使っています。

enebularからBoxを使うこともできるので、その設定方法を解説します。

Boxアプリをつくる

1.以下のリンクにアクセスしてください。

https://app.box.com/developers/console

2.コンソール画面で「アプリの新規作成」ボタンをクリックして下さい。

アプリの新規作成

3.「カスタムアプリ」オプションで「次へ」ボタンをクリックしてください。

カスタムアプリ

4.認証方法の画面で「標準Oauth 2.0…」を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。

標準Oauth2.0

5.任意のアプリ名前を入力して、「アプリの作成」ボタンをクリックしてください。

6.成功画面が表示されたら、「アプリの表示」ボタンをクリックしてください。

成功

7.「構成」の「OAuth 2.0資格情報」項目でクライアントIDとクライアント機密コードを後ほど使用します。

ノードを追加する

8.フローエディターのパレットからノードを追加します。

今回使うノードはこちらです。

node-red-contrib-box-note

Boxにファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたり、できます。Box Notesを作ったり、タグを付けたりもできるようです。

  • createCollaboration
  • createFolder
  • Create a Box Note
  • createTagName
  • downloadFile
  • getInfoFolder
  • uploadFile

認証の設定をする

9.enebularのフローエディター画面でOAuth 2.0 Redirect URIをコピーしてください。

10.先ほどのBoxカスタムアプリの「構成」の「OAuth 2.0リダイレクトURI」項目でそのURLを貼り付けして、「変更を保存」ボタンをクリックしてください。

Webのフローエディタでも、パソコン用のenebular editorでもどちらでも認証可能です。

 

11.フローエディター画面で、コピーしたクライアントIDとクライアント機密コードを入力して、「Authenticate with Box」ボタンをクリックして、進めてください。

 

12.Webブラウザが開いて、Authenticatedと表示されていたら成功です。

エラーになる場合は、手順が正しいかもう一度確認してください。

 

13.フローエディタに戻ってBoxノードを使ったフローを編集ください。

編集画面

以上の操作でBoxノードの設定が完了しました。

 

注意事項

2020/06/18時点では、enebular editorのMac版ではBoxへのアップロード時にエラーになってしまいます。一旦enebular editorを閉じて、実行ファイル(/Applications/enebular editor.app/Contents/MacOS/enebular editor)を直接ダブルクリックしてenebular editorを起動し直すとエラー無くアップロードされました。ご参考になれば幸いです。