enebular から Twitter API v2.0 でツイートを取得してみましょう。
使いやすくなった Twitter API v2
これまでは難しい申請が必要で なかなか手軽に使えなかった Twitter API が、2021年11月に v1.1 から v2 になって扱いやすくなりました。v1.1では利用できなかった数多くの新しい機能やエンドポイントがAPI v2に追加されています。
- 「Twitter API v2」が正式なTwitterの主要APIに ~申請不要の無償アクセスレベルも追加 – 窓の杜
- Twitter、「API v2」をプライマリAPIに – ITmedia NEWS
リリース当時に紹介された記事で概要をつかんでみてください。
上記には Twitter 社からのメッセージもあります。
無償アクセスレベル Essential Access 利用の流れ
Twitter API v2 の Essential Access ができた手順メモ – 1ft-seabass.jp.MEMO
実際に難しい申請をしなくとも、無償アクセスできる Essential Access について、私も試したので、こちらでアクセスしてみましょう。

Here are your keys が表示されて、API の API Key 、API Key Sercret 、Bearer Token が表示されるので、こちらを API にアクセスするときに使います。メモしておきましょう。
Discover Flow

今回の Discover Flow はこちらです。 → flow-twitter-v2-simple-flow

こちらをインポートして、

フローエディターで表示します。
自分のアプリケーションの Bearer Token を設定

さきほどメモした自分のアプリケーションの Bearer Token を用意しましょう。TwitterBearerToken と書かれた change ノードをダブルクリックしてプロパティ設定を表示します。

<BearerToken>
と書かれている部分を、まるごと自分のアプリケーションの Bearer Token に置き換えて完了ボタンをクリックします。

デプロイ ボタンをクリックして設定を反映させ、準備は完了です。
lookup API で特定のツイート表示
GET /2/tweets/:id | Docs | Twitter Developer Platform
lookup API で特定のツイート表示してみましょう。

こちらのフローで体験できます。

こちらの inject ノードをダブルクリックしてプロパティを見てみましょう。

取得したいツイート ID が設定されています。今回は以下のツイートを狙っています。
2021年、 #enebular コミュニティ活動(メンバーのみなさん、ウフル両方)の振り返り、まとめてみました! #アドベントカレンダー もみんなで作り上げました! ありがとうございました!!
2022年もみなさん良い年でありますように!https://t.co/0YdakJsdf2— enebular (@enebular) December 27, 2021
いざ、 inject ノードをクリックしてアクセスしてみると、

APIからデータを取得して debug タブ見ることができます。うまく取得出来ていますね!
search API でツイートを検索
API reference | Docs | Twitter Developer Platform
search API でツイートを検索してみましょう。

こちらのフローで体験できます。

こちらの inject ノードをダブルクリックしてプロパティを見てみましょう。

from:red_nodes
は、Node-RED Nodes (@red_nodes) のツイートを狙う検索クエリです。
いざ、 inject ノードをクリックしてアクセスしてみると、

このように、直近のツイートが取得できます。
enebular から Twitter API v2 でツイートしてみましたが、申請も不要で手軽に API とやり取りできるので、特定のハッシュタグのツイートをキャッチしたり、話題のツイートを追いかけるボットを作ったりと、いろいろな仕組みが作れそうだと思いました! 次回↓に続きます!