Discoverとは
自分の作ったフローを他のユーザに使ってもらうために公開する場所のことです。

Discoverには、右上のメニューをクリックすれば、アクセスできます。

ユーザーが利用したいフローを見つけた場合は、自分のプロジェクトにインポートして利用するというのが基本的な使い方です。

フローを共有する方法
実は、enebularでフローを共有する方法には、2通りの方法があります。
一つは、フローに招待することです。
この方法では、限定して公開したいときに有効です。

もう一つの方法が、Discoverです。
Discoverに公開することで、不特定多数の多くの人に自分のフローを共有することができます。

どんなときにDiscoverを使うのか

IoT研修やトレーニングなどで。
研修やトレーニングなどでハンズオン(体験的な学習、実習のこと)を企画するときに、受講生毎に事前の準備は結構大変です。enebularなら、Node-REDのフローをファイルとしてUSBで配ったりせずにURLで共有でき、参加者が自分のプロジェクトに簡単に取り込めるので、便利です。

その他の機能
Discoverでは、フローの他に、インフォタイプとプライベートノードを共有できます。
インフォタイプとは、enebularでデータの可視化をするためのテンプレートです。どんな風に使われているかについてはこちらの記事(enebularを使って3密状態を可視化してみよう)を参考にしてください、。
ノードは、Node-REDのパブリックな領域で共有する方法もできますが、オープンソースとして公開することになります。そのため、enebularでは、業務利用するノードは非公開にしたいというご要望に応えるため、private nodeとして登録し、他のプロジェクトにインポートすることが可能です。詳しくはこちらの解説記事をご覧ください。
まとめ
今回はフローの共有とDiscoverについて説明しました。
Node-REDのフローを共有する際にはぜひDiscoverを使ってみてください。